求人に応募する際、避けて通れないのが面接です。看護師の資格を活かして働ける仕事はたくさんあります。なぜ助産師を志望したという理由に説得力がなければ、他の職場でも良いのではと思われ、面接で落とされてしまうこともあるでしょう。助産師として働きたいならば、それに合った転職理由や、志望動機を考えることが必要になります。志望動機は、助産師という仕事にこだわりがあるということを伝えることが大切です。面接では、その人が長く働いてくれるかということを最重視して、候補者を見極めています。赤ちゃんが誰よりも大好き、出産のプロとして妊婦さんの力になりたいなど、助産師になりたいという熱意が伝わる志望動機ならば、面接官に良い印象を与えることができます。
また、自分がどのような助産師になっていきたいかということを伝えることも重要です。エキスパート助産師の資格を取得してスキルアップしたい、心理カウンセリングについて勉強し、妊婦に対してより良い精神的サポートをしたいなど、将来のキャリアプランが明確ならば、長く働く意思があることが伝わります。さらに、面接ではコミュニケーション力をアピールすることも欠かせません。助産師の仕事は、赤ちゃんだけでなく、妊婦やその家族の心のケアも行っていきます。助産師として活躍するためには、何気ない会話やボディータッチから、どんな悩みがあるのかや、要望を持っているのかをくみ取る力が必要となるでしょう。相手の不安をしっかり受け止め、一人ひとりの患者さんと真摯に向き合うことで、良好な関係を築くことに繋がるはずです。